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毎日映画コンクールについて

毎日映画コンクールの歩み

01 1946年

第1回毎日映画コンクール(日本映画大賞)受賞

或る夜の殿様

監督:衣笠貞之助
脚本:小国英雄
撮影:河崎喜久三
出演:長谷川一夫/山田五十鈴/大河内伝次郎/北沢彪/進藤英太郎/高峰秀子
配給:東宝

 舞台は明治十九年。文明開化の洋風旅館、箱根山泉楼。大阪商人北原虎吉(志村喬)らは、山泉楼に投宿している江本逓信大臣(大河内伝次郎)に取り入り、水戸−宇都宮間の鉄道敷設案を申請し、一儲けを企む。ここに、話をかぎつけた成り上がりの越後屋喜助(進藤英太郎)も北原らを出し抜こうと駆け付けた。傲慢な越後屋夫婦は、常連客の商人たちのみならず、旅館の主人や番頭、女中からも嫌われていた。
  北原らは江本逓信大臣の秘書・池田(北沢彪)の買収に成功。江本に鉄道敷設案を申請した。江本は敷設案成功の鍵を握るのは水戸当主の弟で、彼を捜せばうまくいくと言い残して旅館を去る。入れ替わるようにやってきたのはみすぼらしい苦学書生(長谷川一夫)。親切な女中おみつ(山田五十鈴)は彼を助けて、残り物の食事を与えた。
  ここで北原らは一計を案じる。おみつが連れてきた書生を、問題の水戸当主の弟に仕立てて、越後屋を騙して笑いものにしてやろうと言うのだ。おみつは早速、書生に余興役者の衣装を着せて連れてきた……。

※第一回毎日映画コンクールの作品賞は、審査委員会の選定による日本映画賞と、全国七都市で開催された一般審査員会の選定による民衆賞が設けられていたが、両賞は一致して本作品を選出している。

その他の賞
大衆賞 「或る夜の殿様」東宝
監督賞 今井 正「民衆の敵」東宝
脚本賞 久板栄二郎「大曽根家の朝」松竹
演技賞 小沢栄太郎「大曽根家の朝」松竹
撮影賞 立花幹也「檜舞台」東宝
音楽賞 早坂文雄「民衆の敵」東宝




1946年の動向

婦人参政
総選挙初の女性投票・投票所に並ぶ主婦たち

昭和天皇 巡幸
昭和天皇(中央列先頭)全国巡幸 歓迎の群集に応える