HOME > 毎日映画コンクールについて > 毎日映画コンクールの歩み > 5回 また逢う日まで

毎日映画コンクールについて

毎日映画コンクールの歩み

05 1950年

第5回毎日映画コンクール(日本映画大賞)受賞

また逢う日まで

監督:今井正
製作:坂上静翁
脚本:水木洋子/八住利雄
原作:ロマン・ロラン(『ピエールとリュース』)
出演:岡田英次/久我美子/滝沢修









「また逢う日まで」 DVD発売中
¥4,725(税込) 発売・販売元:東宝

 昭和十八年。戦争の狂気に巻き込まれる日本。空襲警報が鳴り響く地下鉄のホーム。もみ合う人だかりの中で押し倒された若い二人。互いの指がふと触れ合った。
  三郎(岡田英次)の父(滝沢修)は、厳格な法務官で、母はすでに亡くなっていた。父の存在によって、家庭に愛情はない。兄・二郎(河野秋武)は、かつては夢と希望に溢れる青年だったが、今や軍服が似合う青年将校となり果ててしまった。戦死した長兄・一郎の妻・正子(風見章子)は、父からも二郎からも奴隷のように扱われていた。
  一方、画家を目指す螢子(久我美子)の家庭は、母と二人で貧しいながらも愛情に満ち溢れた生活を送っていた。
  戦争で盲目にされていた三郎と蛍子は、青春の喜びを取り戻し、恋は燃え上がっていくが、戦争は二人の恋に影を投げかけ続ける。
  監督は「青い山脈」のメガホンをとった今井正監督。ガラス越しのキスシーンは今なお歴史に残っている。感傷溢れる映像美のみならず、意表をつくラストが観客の涙を誘う。

その他の賞
監督賞 吉村公三郎「偽れる盛装」大映
脚本賞 新藤兼人「偽れる盛装」大映
男優演技賞 佐分利 信「執行猶予」東映配給
            「帰郷」松竹
女優演技賞 京 マチ子「偽れる盛装」大映
            「羅生門」大映
助演賞 山村 聡「帰郷」松竹
         「宗方姉妹」新東宝
         「大利根の夜霧」新東宝
撮影賞 三村 明「暁の脱走」新東宝
美術賞 水谷 浩「偽れる盛装」大映
音楽賞 吉沢 博・黛 敏郎「帰郷」松竹
録音賞 神谷正和「暁の脱走」新東宝
         「雪夫人絵図」新東宝
教育文化映画賞 「いねの一生」日本映画社




1950年の動向

朝鮮戦争
朝鮮戦争・激しい艦砲射撃の仁川上陸作戦

金閣寺全焼
金閣寺全焼・緑の中に黒こげた残がい