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毎日映画コンクールについて

毎日映画コンクールの歩み

13 1958年

第13回毎日映画コンクール(日本映画大賞)受賞

楢山節考

監督・脚色:木下恵介
製作:小梶正治
原作:深沢七郎
撮影:楠田浩之
出演:田中絹代/高橋貞二/望月優子/市川団子/小笠原慶子/東野英治郎
配給:松竹


『楢山節考』
発売・販売元:松竹(株)ビデオ事業室

 信州姨捨山伝説を母体とし、中央公論新人賞を受賞した深沢七郎の同名小説。木下恵介監督が映画化した。
  信州の山村。69歳のおりん(田中絹代)は、息子・辰平(高橋貞二)と孫たちに世話を焼きながら、働いていた。嫁に死なれた辰平の後妻をさがすなど、今なお元気である。だが、おりんは、この冬に「楢山参り」を迎えようとしていた。
  「楢山参り」とは、誰でも、どんなに元気でも、70歳になった者は楢山へ捨てられるという掟であった。おりんは神に召されることを喜び、準備に余念がない。だが、気の優しい辰平は、気持ちの整理がつかない。
  おりんが気がかりだった辰平の後妻問題は、秋の祭りの日にやってきた。辰平と同い年で、気だての良い娘であることに安心したおりんは、冬の楢山参りを待つばかりとなった……。
  おりん役の田中絹代をはじめ、演技力豊かな俳優陣を配した力作。1958年度の松竹内で興行収入が第2位となるなど、困難なテーマであるにもかかわらず、大ヒットを記録した。

その他の賞
監督賞 木下恵介「山節考」松竹
脚本賞 橋本 忍「張込み」松竹
         「鰯雲」東宝
         「夜の鼓」現代ぷろ
男優主演賞 小林桂樹「裸の大将」東宝
女優主演賞 淡島千景「螢火」歌舞伎座プロ
           「鰯雲」東宝
男優助演賞 中村鴈治郎「炎上」大映
            「鰯雲」東宝
女優助演賞 岡田茉莉子「悪女の季節」松竹
撮影賞 伊佐山三郎「陽のあたる坂道」日活
美術賞 柴田篤二「白鷺」大映
音楽賞 杵屋六左衛門・野沢松之輔「山節考」松竹
録音賞 妹尾芳三郎「彼岸花」松竹
教育文化映画賞「地底の凱歌」日映新社
        「ミクロの世界」東京シネマ
        「オモニと少年」民芸映画社
ニュース映画賞 日活世界ニュース「国会空白の1週間」を含む第204号毎日映画社
特別賞 東映作品「白蛇伝」動画技術部門における画期的な成果
色彩技術賞 大映作品「白鷺」の渡辺公夫を中心とする色彩技術関係者




1958年の動向

即席チキンラーメン
インスタントラーメン誕生 日清食品から35円で

東京タワー完成
高さ333メートル