砂の器
監督:野村芳太郎
『砂の器 デジタルリマスター2005』
発売・販売元:松竹(株)ビデオ事業室
2004年に中居正広主演のテレビドラマが大ヒットしたのが記憶に新しい、松本清張原作の同名小説。この社会派サスペンスを橋本忍と山田洋次の共同脚本、野村芳太郎監督によって映画化した。
ある日の早朝、国鉄鎌田駅の操車場構内に扼殺死体が発見された。被害者はおよその年齢こそ判明しているものの、身元は不明であり、捜査は難航を極める。警視庁の刑事今西栄太郎(丹波哲郎)と西蒲田署刑事の吉村弘(森田健作)らは必死の聞き込み捜査を行なう。その捜査の甲斐あって、鎌田駅前のバーで、事件前日に被害者と酒を飲んでいたと思われる若い男が浮かび上がってきた。
二人は、強い東北なまりで会話が交わされ、特に「カメダ」という言葉が頻繁に出てきた。だが、洗い出された東北の亀田性に犯人の該当者はいない。「迷宮入り」という言葉が関係者の頭によぎる中、今西は、秋田県亀田という地名を洗 い出し、その地に向かう。そこで有名作曲家・和賀英良(加藤剛)に出会った……。
その他の賞
監督賞 野村芳太郎「砂の器」松竹
脚本賞 橋本 忍・山田洋次「砂の器」松竹
男優演技賞 三国連太郎「襤褸の旗」襤褸の旗製作委員会
女優演技賞 田中絹代「サンダカン八番娼館・望郷」東宝
「三婆」東京映画
撮影賞 岡崎宏三「華麗なる一族」東宝
「ねむの木の詩」ねむの木
美術賞 横尾嘉良・大村 武「華麗なる一族」東宝
音楽賞 芥川也寸志・菅野光亮「砂の器」松竹
録音賞 西崎英雄「卑弥呼」表現社
教育文化映画賞 「日本の稲作〜そのこころと伝統」英映画社
ニュース映画賞 毎日ニュース第1031号「恐怖の爆弾事件」毎日映画社
大藤信郎賞 「詩人の生涯」川本喜八郎*従来のアニメーションの形式を破ったユニークな立絵風の作品。音声によるダイアローグを廃したスーパーインポーズ形式は弦楽を交えた音響効果と相まって、画面全体が視覚詩として表現されている