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毎日映画コンクールについて

毎日映画コンクールの歩み

52 1997年

第52回毎日映画コンクール(日本映画大賞)受賞

もののけ姫

監督:宮崎駿
製作総指揮:徳間康快
プロデューサー:鈴木敏夫
音楽:久石譲
声の出演:松田洋治/石田ゆり子/美輪明宏

第21回日本アカデミー賞(最優秀作品賞・協会特別賞)受賞

 森を侵略しようとする人間と、神々との戦いを描いたアニメーション作品。監督は宮崎駿。監督自身が原作・脚本を担当。声の出演は俳優で「風の谷のナウシカ」で声優経験のある松田洋治、女優で「平成狸合戦ぽんぽこ」で声優を務めた石田ゆり子ら。
  舞台は室町時代。山里に住むアシタカ(声=松田洋治)は、王家の血を引く勇敢な青年で、森の神々から村を守っていた。だが、怒りと憎しみにより「タタリ 神」と化した猪神を倒した際、右腕に死の呪いをかけられてしまう。老巫女から、西方に赴けば呪いが解ける術が見つかるとのお告げを授かったアシタカは、西 へ旅立つ。
  旅の途中、製鉄工場「タタラ場」に寄ることになったアシタカは、女頭領エボシ御前(田中裕子)と会い、彼女らが鉄を得るために神々の住む森を破壊し続けていることを知った。このことが原因で、森の神は「タタリ神」となり、人間たちを襲っていたのだ。
  さらにアシタカはエボシ御前やタタラたちを襲撃するサンという娘の存在を知る。サンは人間でありながら、犬神・モロの君(美輪明宏)に育てられ、森の神々たちの見方をしており、「もののけ姫」と呼ばれていた……。
  アニメ映画の巨匠・宮崎監督が、構想に16年、制作期間に3年かけ、日本アニメ史上空前の制作費をつぎ込んだ壮大な作品。日本映画史上最大のヒットとなったのみならず、海外でも公開、絶賛され各賞を受賞した。

その他の賞
日本映画優秀賞 「うなぎ」ケイエスエス/衛星劇場/グルーヴコーポレーション
         「誘拐」東宝映画
         「ラヂオの時間」フジテレビジョン/東宝
監督賞 今村昌平「うなぎ」
脚本賞 三谷幸喜「ラヂオの時間」
男優主演賞 原田芳雄「鬼火」
女優主演賞 桃井かおり「東京夜曲」など
男優助演賞 田口トモロヲ「うなぎ」
             「鉄塔武蔵野線」など
女優助演賞 倍賞美津子「東京夜曲」
            「うなぎ」
撮影賞 木村大作「誘拐」
     田村正毅「萌の朱雀」
         「2/デュオ」
美術賞 小澤秀高「失楽園」
音楽賞 大島ミチル「失楽園」
録音賞 林 鑛一「身も心も」

記録文化映画賞
  長編「ルイズ その旅立ち」ルイズ製作委員会/フリー映像プロダクション
  短編「真正粘菌の生活史―進化の謎・変形体を探る―」シネ・ドキュメント
スポニチグランプリ新人賞
     三谷幸喜「ラヂオの時間」
     広末涼子「20世紀ノスタルジア」
     吉川ひなの「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」
外国映画ベストワン賞
     「イングリッシュ・ペイシェント」松竹富士配給
日本映画ファン賞 「もののけ姫」徳間書店/スタジオジブリ・カンパニー/日本テレビ放送網/電通
外国映画ファン賞 「メン・イン・ブラック」ソニー・ピクチャーズ配給
アニメーション映画賞
     「もののけ姫」徳間書店/スタジオジブリ ・カンパニー/日本テレビ放送網/電通
大藤信郎賞 該当なし
田中絹代賞 淡島千景
特別賞 故・勝 新太郎*「座頭市」などの日本映画を製作、監督、俳優としてリードした功績により
     故・杉村春子*小津安二郎監督作品の名演技、「午後の遺言状」の主役などで日本映画に尽くした功績により
     故・姫田真左久*「赤い殺意」「キューポラのある街」「戦争と人間」などの名作映画の撮影に対して
     故・三船敏郎*黒沢明監督作品などで俳優として国際的な評価を得た功績に対して
     故・萬屋錦之介*「宮本武蔵」など時代劇俳優として日本映画に貢献した業績に対して
宣伝賞 ※本賞とは別の宣伝賞は次の通り
  最優秀賞 20世紀FOX「タイタニック」
  優秀賞 ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン「コン・エアー」
      UIP「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」




1997年の動向

W杯日本出場
W杯サッカー・アジア地区の最終予選・第3代表決定対イラン戦で後半13分、城(中央)が同点ゴールをきめフランス大会への出場を決め、相馬(右)に祝福される。

初めての「里帰り」が実現。成田空港に到着した北朝鮮日本人配偶者の一行